鉛筆の音まで賢い子どもたち 言うのもやるのも自分から 2021.10.1

カテゴリー/ インフォメーション |投稿者/ 公文式 岩田
2021年10月01日
教室スタッフ(岩田も)から見た、教室の子供たちの様子です。2021.10.1
 
小学3年生 国語DⅠ教材を学習
1学年先を学習しているお子さんです。
毎回、とても集中して学習に取り組んでいます。
 
今日、宿題のお直しで答えの漢字のまちがいを2回程かけて、直しました。
 
当日分も答えの内容は合っているのに、漢字の間違いが少し目立ちましたので惜しかったです。
1回で漢字の訂正ができるようにするにはどうしたらよいかと考えました。
 
本文の漢字をしっかり見て書く習慣を身につけさせてあげたいです。
そのような言葉がけをしました。
 
「はい!」っとはっきりした返事を聞く事ができ、漢字のお直しも1回で直す事ができました。
次回は漢字の正解が多くなっている事を期待したいと思います。
 
 
小学6年生 英語のGⅡ教材を学習
音読の部分を聞かせてもらいました。
音読は1語1語丁寧に読んでいて、かかった時間も決められた時間内におさまっています。
 
また、採点し終わった訂正部分を「おしい!ここをちょっと直してきて」と伝えます。
1回で正解になる問題もあれば、そうはいかない時もあります。
 
ダブルチェックの時には、今までは答えのヒントを言うようにしていました。
学習をしている子は自分なりに考えていますが、参考にするところが見つからないようです。
 
正解にするためには、どこを・どのように参考にするかを伝えました。
正しい答え(文章)全体を頭の中にインプットしていくことは、英語を好きになる近道です。
〇〇さんには、もっともっと英語を好きになってほしいと思っています。
 
楽しんでプリントに取組みながら100点を多くするためには、『日本語の部分を丁寧に読んでね]と伝えています。
 
中学1年生 数学G教材を学習
一次方程式を学習しています。
教室では、当日学習分のプリントの前に、100点でなかった宿題の訂正から始めます。今日は宿題の訂正が多めです。
 
プリントを前になかなか手が動きません。
一度やった問題をやり直すのはどの子でも嫌になる事が多いですね。
Sさんもため息をつきながら「どこが間違ってるの?」と言いながら眺めるだけでした。
 
「ここにもう一度解いてみて」と解き直し用のメモ紙を渡しました。が、同じ答えです。
暗算力が高いので、ほとんとの計算を頭の中でやってしまいます。
その中での単純な計算ミスのようです。
 
黙ってもう一度解き直し用のメモ紙を渡します。
 
今度は途中の計算をしっかり書きながら解き始めました。
こちらの目が追いつかない程のスピードで正解を出しました。
 
すると何も言わず、次の問題に取り掛かっています。
どんどんスピードが上がります。
すごく深い集中に入っている事が分かります。
 
この問題にどう取り組むか(どうやったら訂正できるか)自分の力で見つけ出せました。
 
「直す時は途中式書こうっと」とか、
「符号をしっかり書くと間違えないね」とか、ひとり言を言いながら解いています。
 
Sさんの持っている積み重ねた力を、Sさん自身が自分で引き出すきっかけとなるような
対応を心掛けています。
とても頑張りましたね。
 
 
 
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