カテゴリー/ インフォメーション |投稿者/ 公文式 岩田
2022年02月19日
スタッフ(岩田も)から見た教室の子供たちの様子です。2022.2.19
 
小学3年生     算数C教材
わり算の学習に入るC111番台を、繰り返し学習しています。
 
割り算の商をパッパッと浮かべることは、学校で習っていなかったり、習いたての子にとってはとてもハードルが高い内容です。
 
九九を一生懸命に暗記した時と同じような時間がかかり、努力が必要になります。
 
この子は、少し前から割り算の練習をやっています。
が、1枚目のプリントで、商がパッパッと出てこない様子です。
一つ一つの割り算を九九のすべての段を頭の中で唱えて答えを出す時が多いです。
 
なかなか先の問題に進んでいけません。
そこで、1枚目のプリント半ページを、自席で、答えがスラスラ出せるように音読を繰り返してもらいました。
 
『席で〇回練習したら、こっちにきてね』と声かけ、半ページの答えがスラスラになるまで、『あと〇回繰り返してね』を繰り返します。
 
自席とスタッフ席を何回も往復しますから、体の動きを変えるような指導です。
半ページがスラスラになったら、次の半ページを同じように繰り返します。
 
体の動きと頭の中の動きは連動していますので、解いていく間に、段々と調子が
出てきたみたいで、少し早くなってきました。
 
この子にとっては今までのやり方と違いますから、少し大変かもと思いますが、正解も多く、プリント4枚中、3枚が100点でした。
 
すごいと思います。5問だけのお直しも自力で1回で直す事ができました。
とても集中してプリントを解いている姿はすばらしかったです。
次回も頑張ってくださいね。
 
 
小学4年生      英語C教材
いつもとても真面目に学習しています。
今は、書く学習ではなく、E-ペンシルを聞いて文章を音読するという内容です。
 
書いてある順の流れで暗記(覚える)のではなく、しっかりと英文(文章)を読めるように育てています。
 
以前は、音読を聞かせてもらうと、途中でわからなくなって黙ってしまうことが、よくありました。
そんな時は、読み方を教えるようにして、もう一度練習するよう伝えていました。
 
しかしこの頃は、文章の読みがわからなくなると、自分から、もう一回練習してくると言って、席に戻って行きます。
 
自発的に行動してくれることに、一歩ずつ前進していると感じ、嬉しく思います。
 
 
音読を確認する時は、まず最初の英文から順に読んでもらい、次に逆にして最後の英文から読んでもらいます。
 
そして最後は、こちらがランダムに指さした文章を読むという、丁寧なやり方を、時間をかけてやっています。
 
今やっているC教材は中学生でも音読に不安を感じる子が多い箇所ですから、今は少し辛いかもしれませんが、次のD教材からは、単語を書く教材になりますので、先を楽しみにしてくださいね。
 
しっかりと音読ができた時には、ほっとしたような笑顔を見せてくれますので、
こちらも嬉しいです。
 
これからも「できた!」「頑張った!」という達成感、満足感を得られる学習となるようサポートしていきたいと思います。
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