鉛筆の音まで賢い子どもたち 言うのもやるのも自分から 2022.10.8

カテゴリー/ インフォメーション |投稿者/ 公文式 岩田
2022年10月08日
教室スタッフ(岩田も)から見た教室の子供たちの様子です。2022.10.8
 
小学3年生 算数D教材
今2桁の割り算の余りが出るところを学習しています。

公文では正確さもですが、スピードも大事にしています。

K君は筆記速度も計算も早く、集中して学習に取り組めているお子さんです。

でも7.8分経つ頃周りをキョロキョロと見渡したりと集中がきれかかってくることがあります。

そういう時はピタっと横に立って終わったプリントから、その場で採点します。

すると次のやらなきゃ!と思うのか急いでプリントへ向かいます。

自らの意志でスイッチを入れ直せた瞬間です。

このように子供の自主性を引き出せるように、
いつも子供への接し方を考えながらやっています。

自分で学習を進めているという感覚を身につけたら、すごい強みになると思います。

K君のこれからが楽しみです。

 
 小学2年 国語A II教材
いつもは、ニコニコ笑顔で元気に入室し、宿題交換をサッと済ませて学習に取りかかるお子さんです。
 
でも、今日はいつもと様子が違います。
 
いつもより、入室時間が遅れたせいか、
笑顔も無く、焦っているだけで、なかなか学習に取りかかりません。
 
時計ばかり気にして、「できない」「わからない」という言葉が次々と出てきます。
 
時にはあります。そんな気持ちの日も。
わかります。
 
そこで、「大丈夫。できるよ。見てて。」とだけ声をかけ、設問の音読を始めました。
 
170番代は、漢字をなぞり書きして、正しい書き順を答える学習ですが、私が音読し、漢字を書き、H君には、答えだけを書いてもらいました。
 
途中で、「できる!」と私の手を払い除け、音読しながらどんどん漢字を書き答えていき、いつの間にか時計を気にする事も無く、プリントを終えてしまいました。
 
漢字も、とてもしっかりとして美しい字です。
 
H君の目の前で、いつもより更にスピードを意識して、丁寧に採点しました。
 
「なんか、今日早く終わっちゃった!」入室時とは全く違う、いつもの可愛い笑顔で帰ってくれました。
 
子ども達のこの笑顔がとても嬉しいです。
 
余分な言葉がけはせず、お手本となれるよう努め、サポートさせていただいております。
 
 
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