鉛筆の音まで賢い子どもたち 言うのもやるのも自分から 2023.3.5

カテゴリー/ インフォメーション |投稿者/ 公文式 岩田
2023年03月06日

教室スタッフ(岩田も)から見た見た教室の子供たちの様子です。

年長 国語BⅠ教材
1月中にAⅡ教材を合格して年長ながらBⅠ教材に進みました。おめでとうございます。

Hくんはいつも静かに黙々と学習しているお子さんです。

騒がずに静かに学習しているお子さんの中でも、本当に静かに学習しています。

彼の集中力は凄いな、といつも感心しています。

理解はゆっくりめですが、一度自分の中で腑に落ちるときちんと学習を進めていきます。

BⅠに入って、文法の学習が出てきました。

まずは「主語」「述語」の学習です。

主語・述語だけの短文ではすぐに理解しました。

主語に形容詞や副詞がつくと、少し惑わされています。

この時にじっと1人で考え込んでいます。

1人で考える姿勢は素晴らしいことです。
でも、1つを聞いて前に進む事も大事です。

彼の学習している様子を見ながら、手が止まっている事に気づいた時は、止まっている原因を判別して声をかけるようにしています。

すると、また手が動き始めます。

彼の学習姿勢を尊重しつつも、公文の目指す標準学習時間を目指していけるよう、見守り、フォローしていきたいと思っています。

 

幼長 算数3A教材
10月に入会し、国語を学習してきました。学習のお作法を守り、丁寧に学習しています。
 
2月からは、算数も併せて学習を始めました。
 
数字の書きの力、数の並びを理解できていましたので、3A教材からスタートしました。
 
教室では、プリント5枚を学習しています。目標完成時間は5分ですが、T君は13分かかっています。
 
学習の様子を見ていると、ゆっくり丁寧に数字を書いています。
国語学習では、「丁寧に!」と伝えていますので、無理もありません。
 
「すぐに書いてね!」とだけ言い、□を指差し、数字を次々に言って、速く書くように促します。様子を見ながら、徐々にスピードを上げます。
 
T君は、一生懸命鉛筆を動かします。いつもの穏やかな笑顔とは違い、真剣です。
 
今日はプリントを目標の5分で、完成できました。
 
数唱も、ただ数えるのではなく、目と耳と指を使い、リズム良く数えることが大切です。
 
お手本を見せながら、時には手を持って一緒に数えます。
 
何度も繰り返すと、数表1〜120までを、途中で止まる事なく、最後まで集中してリズム良く数唱できました。
 
「ふーっ疲れたぁ〜」「花まる100点ですか?」とT君。
 
「もちろん花まる100点だよ!すごいね!頑張ったね!」と褒めると、ガッツポーズをしながら、素敵な笑顔を見せてくれました。
 
言葉で教えようとせず、お手本を見せながら、一緒に楽しく学習する事を大切にしています。
 
もうすぐ、足し算学習に入ります。
これまでに学習してきた、数表の読みの力と数書力が活かされます。
 
楽しく頑張って、取り組んでくれると思います。
 
学習が終わると、椅子を元の場所に片付けて、「先生、お母さん来てます!さようなら!」と笑顔で挨拶してくれます。
 
毎回、お行儀の良さにも感心しています。
 
カッコいい1年生になれそうですね。
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