鉛筆の音まで賢い子どもたち言うのもやるのも自分から 2023.5.27
2023年05月27日
教室スタッフ(岩田も)から見た教室の子供たちの様子です。
今学習している分数の足し算もは、分母をそろえる(最小公倍数をだす)ところがポイントになります。
プリントを始める前にこの最小公倍数を言いに来てもらいます。
どれだけ早く最小公倍数をだせるかが重要です。
Kさんはとても頑張り屋さんで向上心の高いお子さんです。
最小公倍数を言うときにも、まず席で完璧に言えるようになってからきてくれます。
計算して出すことも大事なことですが、数字の組み合わせと最小公倍数を関連づけてパッと言える”数感覚”を鍛えるもの必要です。
桁が大きくなってくるとなかなか最小公倍数がでてこないからです。
どの子も分母が二桁になってくるとスピードが落ちてきます。
Kさんは計算して最小公倍数をだし何回も言う練習をして、私達のところへ言いに来てくれます。
これは2つの利点があります。
計算力があがること、記憶することで数字のパターンを覚えれること。
これはこの先学習する上で力になります。
難しい難しいと、言いながらも笑顔で頑張るKさんの気持ちをどんどん引き上げてあげれるような指導をしていけたらとおもいます。
入会から7ヶ月経ちました。
学年相当にまであと少しです。
K君もコツコツと頑張っています。
学習手順も正しく、音読をしながら解いている声が聞こえてきます。
現在「主語・述語・修飾語」について学習しています。
きちんと理解できています。
学習時間も5枚で4分ほどと早いです。
ただ、早さだけを追い求めると、どうしても雑になります。
彼も問題を理解してはいるものの、気が焦ってしまうのか、最後の問題を見落としたり、漢字で書くべき箇所をひらがなにしてしまったりしています。
間違えている訳ではないのに不正解になってしまう…とてももったいないです。
これから学年が上がっていくにつれて、数点が大きい意味を持ってきます。
この先、K君が悔しい思いをすることが少しでも無くなるよう、より一層の注意力を育むお手伝いができたらうれしいです。
頑張っていきましょうね