11月教室だより

カテゴリー/ インフォメーション |投稿者/ 公文式 岩田
2015年10月24日

毎日の生活の中で
どの領域の時間を多く使っていますか?

今、私が学んで実行している「7つの習慣」の一部を、保護者の皆さんにもご案内します。

毎日なぜか時間がない!一日があっという間に終わってしまう!という方は多いのではないでしょうか。

上の表(時間の使い方)の4つの領域を見てください。(別表にてアップしてあるPDFファイルにてごらんください)
(第1領域)は、緊急で重要な領域です。

私たちは、緊急なことと重要なことに動きます。
電話が鳴っていれば、電話に出るのは緊急の用事です。

緊急の用事は、たいていは目に見えます。
緊急の用事ができると、がぜん張り切る人もいますよね。

緊急の用事の中には、楽しいこと、簡単に出来ること、面白いこともたくさんあるからです。
しかし、重要な用事は少ないのです。

日々の生活の中で、(第Ⅰ領域)に入る問題に直面することは多く、多くの人が(第Ⅰ領域)に一日中浸かっています。
差し迫った問題ばかりを考え、次から次へと押し寄せる問題に打ちのめされている人がいます。

この人たちが唯一逃げ込める場所は、緊急でも重要でもない(第4領域)です。
90%が(第Ⅰ領域)で、10%が(第4領域)になってしまいます。

一方、重要度は結果に関係します。
重要な用事は、自分のミッション、価値観、優先度の高い目標につながります。

緊急ではないが重要な内容は、やらなければいけないと分かっていても、緊急ではないからついつい後回しにしてしまうことがあります。

・体を鍛えること。
・病気などの予防メンテナンスを怠らないこと。
・人間関係を育てること。
・長期的な計画を立て、準備をすること。
・危機管理(先を見て対策を講じる)。
・自分のミッションステートメントを書くこと。

これらが(第2領域)で、緊急ではないが重要なことです。
自分の能力を大きく伸ばすのが(第2領域)ですから、効果的な生き方の出来る人は、これらの活動に時間をかけています。

感のいい人は既にお分かりと思いますが、公文の学習はまさしくこの(第2領域)なのです。

おめでとう!!
教材終了テスト合格だよ!
(今回は〆切日の関係で、ほんの一部の子どもたちしか載せていません。ごめんなさい。次回にまた載せますね)

公文をやっている子どもたちの多くは、学校のテストとは違い、この教材終了テストが“大好き”のようです。

このテストに合格して、先に進めるからでしょうね。
一つの教材をやり遂げたという達成感を味わえるのも、大きな魅力のような気がします。

教材が中学教材や高校教材に進んでくると、教材終了テストを受ける前に自分で合格しそうか、復習をした方がいいかが判断できるようになる子もいます。

自分の現在の力や、今までの学習の仕方を総合的に判断できるって、すごいことだと思います。

(10月中旬までに終了テストに合格された方の一部)

小学3年生  TSさん 算数C教材
         KYさん 英語D教材
         HHさん 国語B教材、算数A教材
         MYさん 算数B教材

 
小学4年生   HAさん 算数C教材
         OSさん 国語F教材
         NYさん 算数C教材
         NKさん 国語I教材
 

小学5年生  FSさん 数学H教材

小学6年生  SDさん 数学H教材
          TUさん 数学I教材
          HTさん 国語G教材

 

スタッフ(岩田も)から見た、教室での子どもたち
の様子です。(NO66)2015.10.25

小学4年生 男の子 英語G教材  ①
中学1年レベルの内容をやっています。
難しくなり訂正がなかなかできないと、ついつい100点になっていなくても、『時間がないから』と帰ってしまうことがあります。

今日こそは、きちんと最後までやってもらおうと、宿題の音読確認の時に声をかけると、今日は1枚だけお直しがあったといって訂正して持ってきてくれました。

文法事項の写しも、学習の文字も大変読みやすく、音読もきちんとタイムバーの中に入っていました。

小学2年生 男の子 国語B教材 ②
語彙の力があるお子さんです。
当日分のプリントの間違いで、本文の中の言葉を使わないで、自分の言葉で書いていました。

意味としては正解なのですが、問題に対する答えとしては不正解になります。
もったいないと思い、文中の言葉を使ってと伝えました。

意外や、答えを聞きに来たので、横で声を出して読んでまもらったらすぐにわかりました。

小学5年生 男の子 算数F教材 ③
6年生レベルの四則混合計算をやっています。

四則混合のとても重要なところで苦労する子が多いのでこちらの意識を変えて注意してみました。

計算順が違うと正解になりませんから、計算順の指差しで解き方をしっかりチェックしました。

スピードアップのために少し手伝ってリズムをつけたら、プリント5枚が24分ででき、直しもすぐに終わりました。

小学4年生 女の子 算数E教材 ④
5年生レベルの分数の掛け算・割り算をやっています。
スラスラできますし、早さもあります。

今日の課題である仮分数を直してから約分する・・の手順を忘れないようにするのに注意を払いました。

迷って手が止まったときに「帯分数で約分しているよ」と繰り返し、ささやくようにしました。

途中からリズムができ計算スピードがとても早くなりました。

年中 女の子 国語4A教材 ⑤
ひらがなをよむことはできますが、文章になると、まだ不安定ですから、1枚ずつ一緒に読みながら学習を始めました。

ひらがなを書くのは、丁寧に一人で全部書いていますからすばらしいです。

楽しそうにやっていますが、途中まわりの様子が気になり集中が途切れるところもあります。

そんな時は、読みもの教材の7A教材をテンポよく一緒に読むことで集中を戻し早く終わることができました。

小学1年生 女の子 英語C教材 国語A教材⑥
英語教材の文章を指差しながらていねいに学習してくれます。
英語の力をつけるのに効果的な学習ができるすばらしいお子さんです。 

ただ中学で習うような少し難しい所もありますから、不安を感じているようで、自信がないようです。

繰り返しEペンを聞いて練習することで、耳が慣れてくると自信を持って言えるようになりました。

国語は、ていねいに書いています。
教材が進んでくると、自分で正解を見つけるのに不安になったようで、答えを聞く回数が増えてきました。

そこで、答えを書いていく前にプリントを全部、声に出して読んでもらうと内容が分かりやすくなったようで正解が多くなりました。

小学2年生 女の子 国語A教材 ⑦
とてもまじめに教材に取り組んでいます。

プリントを読んでその中か答えを抜き出す問題で、間違いがちょこちょこ出ます。

そんな時は、プリントの本文を読んでもらうと共に、質問も声を出して読んでもらいます。

何を聞かれているかを確認するやり方で進めました。

すると自ら答えを引っ張ってくることができるようになりました。
「そーいうことか!」と納得したお顔でした。

小学3年生 男の子 算数B教材 ⑧
入会されてまもないお子さんです。
B教材と共にA教材もやっていますが、B教材での集中を
もっと深くしたいと思っています。

B教材筆算のたし算を、集中して10枚を15分間で出来るようにするために、5枚の途中で一回だけ、『速くできるね』とほめたのです。

すると、それからスピードが上がって10枚12分で終了でき
ました。

小学1年生 女の子 たし算カード ⑨
毎回たし算カードでたし算の答えがぱっと出る暗算力を今育てています。

“たす4”のカードで、答えがパッパッパッと言えるようにしてから、時間を計ります。
5分間くらいの練習で短縮していくようにしました。

結果、最初より18秒早くできるようになりました。
『もう一回計ってみたい!』と意欲的な言葉が声に出ましたから、うれしかったみたいです。。

小学1年 男の子 国語 B教材 ⑩
B教材、主語・述語の内容に入ってきました。

B教材からも自力で出来るようにするために、文章を設問
からすべて丁寧に読むように指導しました。

すると2枚目の後半くらいからは、主語・述語が少しずつわかってきたようで、4~5枚目は自力で読みながら答えを書いていきました。

自分でやろうとする気持ちがすばらしいです。

小学4年 男の子 英語B教材 ⑪
英語を併習してまもないお子さんです。

とても一生懸命にEペンシルを聞いて発音を練習しています。

英語の文を読む練習をしているときに、ひとつでもわからない単語があると、すぐに自分からEペンシルで聞き直して正しい発音を勉強しています。

どうすると英語の力が付くかということがわかっていて、その様に学習している姿勢がすばらしいです。

中学2年 女の子 数学J教材 ⑫
高校の内容をやっています。
J教材は、ひとつ前のI教材で学習した因数分解や2次方程式が大きく発展した内容が多いです。

I教材とはかなりレベルが違いますので、スラスラと解くのはしんどいようです。

しかしこのような高校教材でも、標準完成時間に入る時間を意識して、繰り返すことで時間内に解けるようにしていくことがコツなのです。

毎回集中して時間内に解いていけば、必ず力がつきます。

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