鉛筆の音まで賢い子どもたち 言うのも、やるのも、自分から
2021年02月03日
長らくお休みしていましたが、再開します。
『あの人は頭のいいひとだね』とか、『頭がよくなりたいなぁ』とか
『この子は頭がほんとに悪いのだから・・・』など、頭の良しあしを
気にすることがたまにはありませんか?
実は、本来人間の頭の良し悪しの差は、ほとんどないそうで
頭の使い方で出来る人・出来ない人の差が出てくるそうです。
こんな変化の速い時代なのに知識さえ持てば何とかなると
思い込んでいる人が多いようですが、大切なのは自分自身との
コミュニケーションが出来るようになることです。
自分自身とのコミュニケーションが出来るようになることとは、
”頭の使い方”そのものです。
例えば、公文を学んでいる時に『これは出来るようになった』
『ここもつかんだ」というように、出来るようになったスキルを
肯定的にみることです。
極端な話、5回繰り返してやっと出来た1回だけを見るのです。
この1回を『できたね!』と見るのです。
出来ないことや、ミスを必死で探すのは、下手な自分との
コミュニケーションで、自分自身を心から好きになることは
難しいです。
公文のプリントで、訂正時に私が大切に指導していることは
『合っている所(正解)を確認していき、間違いを探す』です。
しかし悲しいかな、子供たちの多くは間違っている所を探す習慣を
今までの生活の中で身につけてしまっています。
一見同じように見える訂正の仕方も、自分とのコミュニケーションであり
その差はすごく大きいです。
岩田