2021年4月
因数分解って、ゲームの感覚でやると楽しいよ!
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公文式 岩田
2021年04月16日
2021年04月16日
新中学1年生が、次のような因数分解で手が止まって
いました。
Ⅹ2‐12Ⅹ‐85= で頭を抱えています
『85は、17×5』と伝えてもピンときていないようです。
X2‐X‐6= などでは正解を書いていますので、
やり方はなんとなく分かっています。
そこで、次の質問をしました。
『17と5は、足すと12? 引くと12?』
この質問をしたら、正解を出すことができました。
ところが、次の問題でまた手が止まっています。
Ⅹ2‐3Ⅹ‐28= です。
『28は、4と7、‐3にするには?』という質問をすると
正解が出ました。
因数分解って、ゲームをするような感覚で解いていくと
楽しさが出てきませんか?
解く前に解き方を決めることを、F教材から指導していますが、
因数分解レベル(H教材)より1学年下(G教材)の方程式も、
解く前に解き方を決め、その後で解きます。
5年生の子どもが自力で 計算できない(手が止まっている)
方程式を教える時は、 次のような解き方を体験させます。
例えば、 方程式 3x+12-5x=0 で手が止まっている子に対して、
「どうやるの?」と聞きます。
分からない内容に出会った時に「どうやるの?」と、 自分に質問する
習慣を育てるためです。
その後で、解き方を教えるようにしています。