2022年4月

鉛筆の音まで賢い子どもたち 言うのもやるのも 自分から 2022.4.30

カテゴリー/ インフォメーション |投稿者/ 公文式 岩田
2022年04月30日
教室スタッフ(岩田も)から見た教室の子供たちの様子です
 
中学1年生 、 国語I2教材
中学3年生レベルを学習しています。
 
中学1年生で、中学3年生レベルを学習していますから、かなりの集中力が求められます。
年長さんの時から公文を学習していますので、自然と集中して真剣に取り組む力が発揮されているように思います。
 
I2教材では要約が出てくるので、文章に書いてあることをいかに整理して書くかということが大切だと思います。
 
○○さんは文章の読解力が身についているので、ポイントをしっかりおさえル事ができるようになっています。
 
いつもプリントは満点で、花丸をつけて返しています。
ファイルを受け取って中を見た時の喜びが頭の中によぎり、すごく嬉しそうです。
 
プリントに一生懸命に取り組んだことが伝わり、また字もきれいで読みやすく、気持ちよく採点することができます。
 
これからも一生懸命に取り組んでいきましょう。
いつも頑張っている姿を応援しています。
 
年中 国語 4A+5A教材
いつも小走りにチェックシートを片手に持って入室してくれます。
入園半年前から学習しています。
 
教室では、読みの不安定なお子さんには、お手本読み・単語読みでひらがなに接するようにしています。(例として「あ」「り」ではなく、「あり」)
 
短期記憶に優れたお子さんは、お手本読みを簡単に覚えてしまい、うっかりするとあやふやな読みのまま教材が進んでいく可能性があります。
 
M君にもその傾向が見られ、別の接し方を考えようと話し合っていた同時期に、保護者様からも同様の疑問が寄せられました。
 
そこで、「読みを完璧にする」という目的のために「書く」学習(プリント)を少し減らしました。
そして、お手本読みはM君が1文字1文字読んだ後に読む(「あ・り」の後に「あり」)と変更しました。
 
大人から見れば4A教材の文章は短くて簡単に思えますが、子どもからすると1文字1文字大変な集中力を持って読まなければならない文章です。
 
M君は一生懸命に取り組んでくれました。
文字数にすれば6〜70文字ですが、読み終わると「疲れた〜」と言っていました。
 
しかし、すぐに私たちスタッフは変化を感じました。
お手本読みを聞いているうちに、M君は自分の頭の中で1文字1文字読んで単語読みに変換して読もうと努力している事に気付きました。
 
全くひらがなが読めなかったお子さんではないので、少しだけ方法を変化した事で「読み」の力が成長したと思います。
 
もう少ししたら、枚数も戻せるかなと思っています。M君、頑張っているね!

今回のM君の成長を見ていて、他の「読み」の苦手なお子さんにもその子に合った方法で接していきたいと感じました。

 

カテゴリー/ インフォメーション |投稿者/ 公文式 岩田
2022年04月26日
教室スッタフ(岩田も)から見た教室の子どもたちの様子です 2022.4.26
 
小学4年生 算数E教材
商が2ケタ以上の割り算の筆算を学習中です。
 
4ケタ÷3ケタの問題で手が止まっています。
前回までの3ケタ÷2ケタの割り算まではスラスラ出来ていました。
 
どうも数字の多さに気持ちが負けてしまっているようです。
すかさず後ろから、商を言います。
聞いた商に合わせて問題を解いて余りを出していきます。
 
Yさんのスピードの一歩先を行くように商を言う。
答えに合わせて計算を進めることを繰り返します。
 
計算するだけなので、段々といつものスピードが戻って来ます。
プリントから顔を上げること無く集中しています。
 
1枚終えたところで離れましたが、そのまま次のプリントに進んでいます。
少し時間をかけて解き終えました。
これが前回の教室での様子でした。
 
今日も同様のプリントでした。
今日は席に着いたらすぐに解き始め、鉛筆が止まる様子はありませんでした。
 
「すぐに終わったんだ~」と、笑いながら100点のプリントを見せてくれます。
自信があふれていました。
 
答えを教えるの?と、不思議に思われるかもしれませんが、
サポートできるのは、子供たちをいつもの状態、いつもの計算スピードまで戻す事だけ。
その先に進むのは子供たち自身の力です。

 

小学3年生     算数C教材

いつも集中して学習に取り組んでいます。

2桁×1桁の筆算を学習しています。
今日のプリントは前回学習したところの復習です。
 
今日は5枚のプリントを19分でできました。
前回より3分程早くできました。
 
完成時間も早くなり、全問正解までたったの1問だけでもの凄くおしかったです。
プリントを解いている時の姿勢が変わってきていて、集中している様子です。
 
繰り返し学習していることで、計算力・集中力がついてきている事が感じられます。
これからもこの調子で頑張ってくださいね。
 
 

鉛筆の音まで賢い子どもたち 言うのもやるのも自分から 2022.4.16

カテゴリー/ インフォメーション |投稿者/ 公文式 岩田
2022年04月16日

教室スタッフ(岩田も)から見た、教室の子供たちの様子です

小学4年生 算数E教材
教室ではとても大人しい感じのお子さんです。                             学習も寡黙に黙々と頑張るタイプです。

今、最小公倍数を学習しています

最初はスラスラとけますが、数が大きくなるとなかなか出てこないこともあり、苦戦する子も沢山います。

〇〇さんも、時どき困った感じに手が止まってしまってるときがあります。
そんな時、そおっと近寄りこちらで数字を誘導します。

すると子供の方で正解を導きます。

基礎学力はしっかりついているので、ほんの少しの働きかけでいいのです。        こういう時に子供の凄さをかんじます。日々の積み重ねが大事なんだなぁと実感します。

子供の解けたときの喜びを一緒に感じたいと思い毎回子供に向き合っています。
一緒にがんばりましょう!!

 

中学2年生      英語GⅠ教材                                   真面目に集中して学習できます。

宿題を出す、プリントにとりかかる、間違いを直す、といった入室から退室までの行動全てがとても素早く、時間を無駄にしません。
 
採点すると、宿題分、教室分共に間違いが多めの時もあります。
 
大きなミスではなく、もったいないケアレスミスです。
本人も「あっ!」とすぐに気付くことができます。
 
見直しをしているか尋ねると、していないという返事。
「答えを書いたら確認して。100点が取れると思うよ。」と伝えました。
 
今日は、宿題分は間違いは1つだけであとは全て100点。
教室分については、全て100点でした。
 
見直しをしたとのことです。
次回の採点が楽しみです。

鉛筆の音まで賢い子どもたち 言うのもやるのも自分から 2022.4.10

カテゴリー/ インフォメーション |投稿者/ 公文式 岩田
2022年04月10日
教室スタッフ(岩田も)から見た、教室の子供たちの様子です。2022.4.10
 
新年長 英語I II教材
いつも元気にニコニコと入室してくるお子さんです。
 
年長さんにして、女の子らしいふわふわなドレスから今風のカッコいい洋服まで着こなしていて“今日はどんなお洋服かな?”とひそかに楽しんでいます。
 
そんなAさんはどの教科も3学年以上先を学習しています。
特に英語学習は大変頑張っていて、現在I II教材(中学3年生レベル)後半を学習しています。
 
ここまで教室ではほぼヘルプなしで進んできました。(もちろん、おうちでの保護者の方々の関わりが大きいです。)
 
さすがにここまでくると時々Aさんから、「何か分からない」の言葉が出てくるようになりました。
 
英作文です。受動態や能動態、関係代名詞のwhatやthatを使うものなど中学生でも大変苦労しています。ここでAさんの凄さがわかります。
 
「ここの問題文の主語は何?○○だね、Aさんは△△にしたね」と、言うだけで「あ、そっか〜」と正確な文章を書いていきます。
 
ほんの一例ですが、こちらの意図することを短い言葉でスッと理解する力は凄いなと思っています。
 
これからもAさんの力をより伸ばせる一助になれれば嬉しいです。頑張りましょう

 
新年長 算数2A教材
ある日のRさん。
「ママと一緒がいいの‥」泣きながら入室しました。
 
席に着いても手が止まったままです。
そこで、こちらが、ひと言「書いて!」っと伝え、次々に答えを言っていきます。
 
「嫌なのに‥」っと言いながら、ゆっくり書き始めました。
徐々に答えを言うスピードを速くしていきます。
 
ちゃんと、こちらのスピードについてきてくれます。
さらにスピードアップして進めていくと、次第に座る姿勢が変わりました。
 
5枚目のプリントに取りかかる時、「1人でできる。」っと言い、自力で100点プリントを完成させました。
 
「すこいね!できたね!」っと褒めるとニコッと小さく頷きました。
 
また、ある日のRさん。
たす7のプリントを意欲的に解いています。
8+7=14と書いたので、「8+7じゅうご」と伝え14の横に□を書きました。
 
手が止まる事なく、楽しそうに解きすすめています。
 
また8+7=14と書いたので、今度は何も言わず14の横に□を書きました。
 
次に8+7が出た時は、「もう間違えないよ!」っと笑いながら正解を書き、その後も集中して5枚を5分で完成させました。
 
「間違えなかったでしょ?もうできるもん!」得意満面の笑顔を見せてくれました。
 
この「できた!」の笑顔が見れる時が一番嬉しいです。
これからも、この笑顔にたくさん会えるようサポートさせていただきます。
 
小学6年生 国語のH1教材
中学2年生レベルを学習しています。
 
当日分のプリントが100点で、ファイルを受け取った時はすごく嬉しそうに席に戻っています。
 
宿題も100点で、一生懸命に取り組んだ様子があらわれています。
 
小学6年生とはいえ、中学2年生の内容は日常生活の中では出てこないものが多いですから、100点にすることは本物の読解力が付いているのだと思います。
 
また、字も丁寧で読みやすいです。
プリントを見ていて、正確に文章を読みとる力や内容を理解する力が身についていると思います。
 
教室での学習に集中して取り組んでいる姿を心から見守っています。
 
これから先、中学3年レベルのI教材に合格して、次の高校レベルのJ教材以上では古文や漢文も学びます。
 
日本人のルーツに触れることができる国語を楽しんでくださいね。

鉛筆の音まで賢い子どもたち いうのもやるのも自分から 2022.4.3

カテゴリー/ インフォメーション |投稿者/ 公文式 岩田
2022年04月03日
 
教室スタッフ(岩田も)から見た教室の子供たちの様子です。
 
小学2年生 算数C教材
掛け算の学習に入る前の九九の確認をしています。
 
九九は、ひとつの段を上からも下からも7秒以内で正しく言える「使える九九」を身につけるのが目標です。
 
すでに学校で学習済みなので、上からはもちろんスラスラ言えますが、下から(2×9、2×8…)は難しいようです。
 
ゆっくり考えながらだと言えますが、数字を見てぱっと答えを出す力がもう一歩ですから繰り返し何度も練習します。
 
九九は子供たちにとって、81個もの答えを覚え「し」や「しち」など言いにくく、言い間違いやすいとても大変なものなのです。
 
九九の下からの段で苦戦中のSくんですが、私達は答えは分かってるけど、言いにくいだけ。頭には浮かんでいるけど、声に出でないだけ…と考えます。
 
まず言いやすい2の段3の段5の段を聞きます。
ここは出来ます。
次はSくんのやりたい段を聞きます。
家でも練習しているので、特に練習してきた段を言ってくれます。
もちろん合格です。
 
笑顔です。やれた自信とやれて楽しい気持ち、ここが大切だと思います。
 
言いづらい段は、答えのある九九の表を何度も読みます。
スピードが大事です。
答えが目からも耳からも入り、使える九九になります。
 
ゴールも近いです。とても頑張っています。
 
 
小学4年生 算数D教材
約分をとても頑張っています。
 
学校では一通りやってはいますが、公文の教材は約分の内容がすごく充実していますから少し手ごわいと思っているようです。
 
どの数で割ったらよいか、かなり考えて答えを書いています。
分母と分子とを割る約数は思いついて出すことができています。
 
ただ、14/28 の約分で7を使って約分して2/4としています。
分母も分子も7で割り切れますので、出来ていると思ってしまうようです。
 
この分数の約数が14であるとの感覚を持つ指導を教室ではしています。
言葉で説明しても約数を出す感覚を教えることは出来ません。
 
目の前の子は約数を出す感覚をつかんでしまったと、指導する者が先に決めて、子どものできるを信じて指導していきます。
 
すると、いつの間にか最大公約数での約分が出来るようになります。
 
 
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